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©BeTRITON SIA ©Ilmārs Znotiņš

BeTritonは、移動・宿泊・環境配慮という旅に欠かせない3つの要素をひとつに融合させた、ラトビア発の画期的でユニークな全く新しいモビリティです。このビジョンを形にしたのは、デザイナー兼起業家のアイガルス・ラウジスです。都市生活におけるストレスや混雑、生活コストの上昇といった現代的な課題に対し、BeTritonはその解決策として生まれました。それは、移動手段と宿泊機能、そして環境へのやさしさを融合させた、新しいライフスタイルのかたちです。

2018年に設立されたBeTRITON SIAは、ラトビア投資開発公社(LIAA)、ヴァルミエラ・ビジネス・インキュベーター、スミルテネ市自治体、さらにノルウェーの金融支援プログラムなど、さまざまな支援を受けて成長してきました。パンデミックという困難な状況にもかかわらず、2020年にはBeTritonで初となるプロトタイプがついに完成しました。その革新的なコンセプトはすぐに注目を集め、ロイター、ドイチェ・ヴェレ、デア・シュピーゲルといった国際メディアでも取り上げられ、リモート旅行に最適な解決策として高く評価しました。

BeTritonは、これまでにバルト三国、アメリカ、シンガポール、日本などから約30万ユーロの投資を獲得しています。現在、同社はビジネスエンジェルを募り、サステナブルでエコフレンドリーな製品開発の使命をサポートしてくれる人々を迎えるため、クラウドファンディングキャンペーンの準備を進めています。主要なターゲット市場は西ヨーロッパと北米で、とくにスイス、オランダ、ドイツからの関心が高く、すでに世界各国から170件を超える事前申し込みが寄せられています。

BeTRITONは、地上では電動自転車として、水上では電動ボートとして活躍するだけでなく、停泊中は宿泊施設としても利用できる多機能モビリティです。さらに、陸上にテントとして設置することもでき、非常に多用途に使えるのが特徴です。この車両は2人乗りで、2基の2.8 kWhバッテリーを搭載した強力な電動モーターを備え、使いやすいデザインが特徴です。標準コンセントで約8時間の充電で、陸上では最大150km、水上では最大25kmの移動が可能です。

BeTRITONは将来、地球にやさしいグリーンな工場を設立し、投資家や来場者の方々が実際に製品を体験できるショールームとしても活用することを目指しています。BeTRITONは、「地球にやさしい旅の手段を提供すること」を使命に、より責任ある方法で世界を自由に旅できる未来を目指しています。