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いつも夢見ていた暮らしを
北東ヨーロッパに位置するラトビア共和国は、議会制民主主義国家であり、EUとNATOの加盟国です。約185万人のラトビア人が住んでおり、そのうち3分の1（約63万5000人）がラトビアの首都であり最大の都市であるリガに住んでいます。公用語はラトビア語で、現存するわずか2つのバルト語派言語の1つであり、通貨はユーロです。気候は温暖で、雪の降る冬と晴れた夏というはっきりとした四季があります。最も暖かい月は7月で平均最高気温は21.5°C、最も寒い月は1月と2月で平均最低気温はそれぞれ-7.5°Cと-7.9°Cです。
大自然を好む人にとって、手つかずの自然は常に手の届くところにあります。ほとんどのラトビア人は、自然の中のアクティビティと都市部の文化活動の両方を大切にしています。午前中は雪に覆われたビーチをクロスカントリースキーで滑り、夕方には街に出てオペラを楽しむといった具合にです。
写真6枚
ラトビアの文化的な中心地であるリガは、くつろげるコンサートホールから広大なイベント会場、気軽に立ち寄れるストリートアートギャラリーから5万2000点の作品を収蔵する国立美術館、チョコレート博物館から野外民族博物館、スポーツバーから熱気あふれるアイスホッケーアリーナ、地元のビストロから世界的なレストランまで、あらゆる人の好みに合うものが揃っています。文化的な魅力は、800年の歴史を持つこの都市そのものと同じくらい、多様で豊かなのです。
ラトビア人は、強いコミュニティ意識に根ざした固い絆で結ばれています。さらに地元住民は、包容力、公共の利益の重視、そして自然への深い敬意といったラトビアの価値観を共有し大切にする人々を温かく迎え入れます。ラトビア人をよそよそしいと感じる人もいるかもしれませんが、私たちの心を開くのは簡単です。歌、ダンス、演劇、アイスホッケー、ウィンタースポーツ、バスケットボール、テクノロジー、自然、健康的な生活、食、ビールなど、さまざまな情熱を共有する人とは、すぐに生涯にわたる忠実な友人となるでしょう。
人口の32%が年に少なくとも一度は劇場に足を運びます。チケット探しは国民的な趣味でもあり、ほとんどのチケットは発売と同時に売り切れてしまいます。でもご心配なく。ラトビア人は、最前列の席を確保するための秘訣やコツを喜んで教えてくれます。
ラトビアでは、無添加の自然な食事をするのが当たり前です。主要な住宅地のどこにでも（しかも高額な上乗せなしで）ファーマーズマーケットがあり、日常的に新鮮で手頃な価格の安全な食材を見つけることができます。旬のものを食べるのが一般的なため、キノコ狩りやベリー摘みも当たり前です。ここでは健康的な食生活を意識する必要はありません。それがこの土地の文化なのです。
世界でも女性の平均身長が高いラトビアは、人口あたりの女性モデル数で世界第5位です。ラトビア人は自分の外見に気を配っており、スタイルやファッションはラトビア人にとって非常に重要な関心事です。高級ブランドを取り入れることからヴィンテージの掘り出し物を探すことまで、常に最新のトレンドに敏感です。
ラトビア人は、いわゆる「負け犬」の物語に心を惹かれます。なぜなら、自身が最も不利な立場にいることが多いからです！ラトビアのチームやアスリートを応援し素晴らしい時間を共有するために世界中のどこへでも大勢の熱狂的ファンがついて行くのを見かけるのはこのためです。ナショナルチームが出場するアイスホッケーの試合は、ラトビアでは忘れてはならない、絶対に外せないイベントです。
ダイナミックな経済成長、ビジネスフレンドリーな環境、そしてイノベーションと持続可能性を重視する現代的な欧州のビジネスハブとして、ラトビアは世界各国の専門家や起業家にとって魅力的な進出先です。経験豊富なエンジニアであろうと初めての起業家であろうと、ラトビアはあなたの才能を求めており、その見返りとしてやりがいのある機会、温かく公平なコミュニティ、そしておそらくヨーロッパ最高のワークライフバランスを提供します。
ラトビア人は新しいものを創るのが大好きです。国の産業エコシステム全体がイノベーション育成と産業界、学術界、研究機関、政府などさまざまなプレーヤー同士の相乗効果を生み出すことを中心に構築され、新しいアイデアの創出を促進しようとしています。
したがって、そういったイノベーションや相乗効果の構築を手伝ってくれる人を必要としています。2022年に最も需要の高かった職業3つは
ラトビア語が公用語ですが、英語や他のヨーロッパ言語も広く話されています。住民の96％が少なくとも2つの言語を話し、15〜34歳の42％が英語に堪能であり、これはバルト三国の中で最も高い割合です。
ラトビアは、EU諸国の中で企業の指導的地位における女性の割合が最も高い国です。また、女性職場平等指数によって、労働力の平等性世界第10位にランク付けされています。
ラトビアには500以上のスタートアップがあり、そのうち1社はユニコーン企業です。インデックス・ベンチャーズはラトビアを世界で最もスタートアップに優しい国と名付けており、投資が年々増加しているのも不思議ではありません。
ラトビアは、E政府システムの成熟度においてヨーロッパで4位です。ほとんどの公共および民間サービスはデジタルでアクセスできます。そして、ラトビアの99％が高速4G接続でカバーされており、5Gの利用可能性も高まっているため、事実上どこからでもアクセスできると言えます。ラトビアは世界で最もデジタル接続が進んだ国の1つです。
毎年、ラトビアの29の高等教育機関がドイツ、スウェーデン、イタリア、インドなど50を超える国々から何千もの学生を迎えています。彼らは情熱を追求し、成功を収める未来のための基礎を築こうとやってきます。
医学、ビジネス、法律、ICT（情報通信技術）はラトビアで特に人気が高く、国際的にも評価されている学習プログラムです。これらの分野で育成された専門人材は、ラトビア国内はもちろん、世界中で高い需要があります。
ラトビアの学生生活は、活気に満ちていて、費用も抑えられ、多様性に富んでいるため、すぐに打ち解けられる仲間が見つかり、退屈する暇もありません。世界クラスのバレエやモダンな美術館から、大規模な音楽フェスティバルや熱狂的なスポーツイベントまで、あらゆる好みと予算に合うものがあります。
ラトビア人は世界の隅々にまで見られ、この国にとって、かけがえのない存在です。彼らは、彼らの言葉、ジュエリー、独特なラトビア語の名前、または家にある工芸品によって見分けられます。彼らの成し遂げたことを誇りとし、海外で暮らす全てのラトビア人がラトビア文化の親善大使であると信じています。
最大のラトビア人コミュニティは、イギリス、カナダ、アメリカ合衆国、ドイツ、オーストラリアに見られ、その他ヨーロッパ、アジア、さらにはブラジルにも、より小さな規模のコミュニティがあります。これには、歴史的な出来事が深く関わっている場合が多くあります。
ラトビア本国には200万人弱の人々が暮らしていますが、約40万人の在外ラトビア人コミュニティは、言語と文化を維持し、ラトビア人のアイデンティティの重要な要素となっており、グローバルな繋がりを強化しています。
海外在住の全てのラトビア人の皆様には、ラトビアの伝統を存分に享受し、ユニークな経験を活かして世界各地のラトビア人コミュニティの発展に貢献していただきたいと思います。
